使うのは宮崎県の銘柄鶏「日南どり」。骨付きのモモ肉を2日間じっくり赤ワインとミルポワ（香味野菜）に漬け込みます。こうすることで肉の臭みがとれるとともにワインと香味野菜の風味が浸み込み、さらにじっくりと時間をかけて煮込むことで、柔らかな食感に仕上げました。

「日南どり」は宮崎県の銘柄鶏ビタミンEを豊富に含んだ、オリジナルの飼料を与えられ育っています。飼料に含まれる生菌剤(プロバイオティクス）が腸内フローラを改善することで、健康維持の他、体重の増加や獣臭（家畜特有の臭い）の削減にも効果があり丈夫で健康なニワトリが育ちます。脂肪が少ないのも特長の一つで、鶏の旨味を引き出した、ワンランク上のチキンです。

また、鶏肉をじっくり煮込む赤ワインやフォンドボーは、煮込んだ後はおいしいソースになるため、使う原料にもこだわりました。赤ワインは、100％酸化防止剤無添加のぶどうから作られたものを、ミルポワ（香味野菜）も国産の野菜にこだわって選んでいます。

鶏肉をじっくり煮込む赤ワインやフォンドボーは、煮込んだ後はおいしいソースになります。長時間鶏もも肉を煮込む間に、何度もあくをとり、最後は丁寧に濾すことで、鶏肉の旨みも加わった濃厚なソースに仕上がります。工場の職人による丁寧な作業により、美しくにごりのないソースが生み出されるのです。ブレジュこだわりのソースをたっぷりとかけてお召し上がりください。

コッコヴァン（コッコバン）とは
フランス、ブルゴーニュ地方の伝統的な家庭料理で、フランス語でCoq は雄鶏、Vinはワインの意味。元来は肉の硬い老いた雄鶏を食べやすくするために考案されたレシピ。鶏もも肉を赤ワインと香味野菜にじっくりと漬け込んだ後、表面をソテーし、さらに長時間煮込む、大変手間のかかる料理です。

ご自宅で一から作ると手間がかかって大変な煮込み料理が、20分湯煎するだけで完成するので、クリスマスなどのパーティーシーンをはじめ、寒い時期には特におすすめの逸品です。