【商品開発担当が行く!】“奥出雲和牛”に会いに行ってきた!

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こんにちは!商品開発担当の猫田です。

ブレジュの人気商品「奥出雲和牛」を使用したローストビーフハンバーグ
今回はその「奥出雲和牛」のおいしさを調べに肥育センターへ行ってきました。

飛行機の中から撮影した雲の上の空の様子
飛行機に乗って島根県へ!

肥育センターとは?
繁殖農家さんのところで生まれた子牛を市場で購買し、出荷するまで肥育する農場のことです。
繁殖から肥育まで一貫している農場もあります。
「奥出雲和牛」は奥出雲地方で生まれた子牛を、この地で育てることに限定しています。
JAしまね雲南地区本部では直営の牧場が奥出雲町、雲南市、飯南町に1つずつあります。

今回うかがった肥育センターは、島根県雲南市吉田町。
吉田町は「たたら製鉄」の町でもあります。アニメ映画「もののけ姫」の題材にもなりました。
この地域は古くから牛との関りが深く、たたら製鉄での物資運搬や農作業用の役牛(えきぎゅう)として飼養していました。


JAしまね雲南 肥育センターへ

肥育センターに着くと、ひやっとした空気!山奥の山林に囲まれ、のどかな時間が流れていました。

奥出雲和牛を育てているJAしまね雲南の肥育センター

牛舎の前には、大きなタンク!
牛さんたちの飼料です。

牛舎の前にある牛の飼料が入った大きなタンクが複数並んでいる様子

子牛を導入してから5~6カ月間は、丈夫な内臓と骨格を作るため、栄養の高い良質な乾草を与えます。
しっかりと“腹づくり”を行うことで、十分な飼料を摂取できる丈夫な体をつくることにつながります。
それ以降は稲わらに限定して必要最低限の栄養にとどめ、濃厚な飼料を増やして仕上げていきます。
おいしい「奥出雲和牛」になるには、子牛のころからのこだわりの飼料と藁がありました!

JAしまね雲南の肥育センターで使用しているこだわりの飼料
JAしまね雲南の肥育センターで奥出雲和牛に与えるこだわりの藁


牛舎の中はすごく広い!そしてとてもきれい!

広々として清潔に保たれた奥出雲和牛の牛舎の中
牛舎

牛さんたちとご対面。
牛ってこんなに大きかったのか!と迫力があります。
1番大きく育つ牛は、なんと900キロ以上はあるとのこと!!!
すくすくと肉と脂肪を蓄えている元気な牛さん。

まだ小さい牛さんもいます。

こちらの肥育センターは、最大250頭も飼養できます。
ひとつの囲いの中には、同じ時期に導入した仔牛たちが4~5頭一緒にいて、一緒に育ちます。
それぞれ性格が違うそう。
リーダーになる牛や、時にはいじめられる牛も出てくるとか・・・

牛も人間と同じですね!

同じ囲いの中でグループに馴染めない牛もたまにいて、そういう牛は別の囲いに移して育てるそう。牛にストレスなく過ごしてもらうことを第一に考えています。

この姿勢がいちばん楽だそうです・・・!

掃除もちゃんと行わないと、糞尿で牛が滑って転んでしまい、そのまま立てなくなり亡くなってしまうこともあるそう。
毎朝来るたびに、今日は大丈夫かとハラハラすると言っていました。
肥育センターは山奥にあるので冬はとても寒く、牛たちが飲む水が凍ってしまい、
1日中お湯で溶かして終わる日もあるよと言っていました。

話を聞けば聞くほど…
牛たちにストレスなく育ってほしいとの思いがとても伝わりました。
ひとつひとつの丁寧な仕事と牛それぞれの個体の性格を踏まえながら育てることが美味しい「奥出雲和牛」になっているのですね!

JAしまね雲南の肥育センターで奥出雲和牛についての説明を聞く商品開発担当のスタッフ猫田

「奥出雲和牛」は、肉本来の風味がしっかりしていて、深いコクと甘みがあり、口に入れた時の美味しさが普通の肉よりも長く感じられるのが特徴です。
霜降りも細かく、脂身も美味しい、“うまい”の一言に尽きます!

和牛のオリンピックと称される「全国和牛能力共進会」には島根県代表牛として過去に何度も出場しており、その品質の良さを物語っていますね!
2020年10月には特許庁の地域ブランドを保護する地域団体商標制度に「奥出雲和牛」が登録され、奥出雲地方を代表するブランド品として、県内外から高い評価を得ています。

お皿に盛り付けられた薄切りの奥出雲和牛のローストビーフ

大切に育てられた「奥出雲和牛」の美味しさを、みなさまにも堪能していただけたらと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


過去の「奥出雲和牛」のブログはこちら



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