産地と肉の状態によるカロリー比較

（出典：日本食品成分表〔文部科学省〕2020年版（八訂）全て可食部100ｇ当たり）

まずはモモ肉だけで、産地や部位、状態別でのカロリーを比較してみます。
この表で見てみると、カロリーのことを考えたら、輸入牛肉がよさそうです。また、茹でて作るのと焼いて作るのはあまりカロリー的には変わりがありません。

上記は100ｇ当たりの数字ですが、たとえば和牛肉、モモ、皮下脂肪なしで300ｇなら900kcal、550ｇであれば1650 kcalになります。

肉の部位によるカロリー比較

（出典：日本食品成分表〔文部科学省〕2020年版（八訂）全て可食部100ｇ当たり）

モモ

ローストビーフでも最も人気の部位です。
ほどよい柔らかさと脂肪分の少ないあっさりした味わいです。

サーロイン

きめ細かい肉質が特徴で、赤身とは違う濃厚な味わいになります。

ヒレ

脂肪控えめで厚みのある高級部位です。

どの部位もそれぞれの美味しさがあり捨てがたいですが、カロリーで比較すると、モモが一番少ないようですね。
上記は100ｇ当たりの数字ですが、たとえば和牛肉、生状態でモモ300ｇだと528kcal、550ｇであれば968kcal、サーロイン300ｇだと882 kcal、550ｇであれば1617 kcalになりますね。

調味料のカロリー比較

（出典：日本食品成分表〔文部科学省〕2020年版（八訂）全て可食部100ｇ当たり）

ローストビーフを食べるときに欠かせない調味料類も比較してみました。それぞれが100ｇ当たりの数字なので、実際にはどれくらいの量を使うかも重要です。
それにしてもマヨネーズは本当に高カロリーなことがわかりますね。

お米とパンのカロリー

（出典：日本食品成分表〔文部科学省〕2020年版（八訂）全て可食部100ｇ当たり）

ローストビーフ丼にはお米、ローストビーフサンドイッチにはパンが欠かせないので、主食の米・パンも比較してみました。上記は100ｇ当たりの数字ですが、たとえば、お茶碗1杯（中盛り）のご飯の重さは150ｇとすると234 kcal、食パン（リーンタイプ）1枚45gとすると111 kcal、2枚ではさんだら222kcalとなりますね。

色々なカロリーを比較してみましたが、いかがでしたでしょうか。
※表以外、文章中の数字については計算上の数字になります。もっと詳しく正確な数字をお知りになりたい方は、日本食品成分表〔文部科学省〕をご覧ください。

カロリー控えめで美味しく食べられるローストビーフメニュー

最後に今までの情報をもとに、カロリー控えめのローストビーフメニューの組み合わせを考えてみました。

簡単レシピ

（1）モモ肉で焼いて作るローストビーフを用意します。
（2）お米は白米と雑穀をあわせた雑穀米を用意します。
（3）葉物や、トマトなどお好みの野菜を多めに用意します。
（4）塩、胡椒、バルサミコ酢とオリーブオイルを混ぜて、ドレッシングを作ります。
（5）（1）（2）（3）を盛り付けて、（4）をお好みでかけて、出来上がりです。

さっぱりとした味わいのヘルシーなメニューをぜひお試しください。