一番の特長は、その名の通り「甘くない」こと。ケーキ生地に砂糖を入れないことで、“スイーツ”としてではなく“オードブル”として生まれた、新感覚のチーズケーキです。ゴルゴンゾーラチーズ独特のピリッとした塩気がトッピングのドライフルーツと良く合い、その味わいはワインのおつまみやオードブルに最適です。

クリームチーズやパルメザンチーズなどとブレンドしたケーキ仕立てになっているので、ゴルゴンゾーラチーズはクセが強くて苦手という方にもおすすめしたい一品です。お好みでハチミツやジャムを添えれば、デザートとしてもお楽しみいただけます。

ゴルゴンゾーラのような塩気が強く、青カビのピリッとした辛さのあるブルーチーズには、はちみつなどの甘さを加えるとバランスがよくなります。なのでこのゴルゴンゾーラを使ったチーズケーキには、貴腐ワインなど、甘いワインと合わせるのがおすすめです。

ゴルゴンゾーラは世界三大ブルーチーズとして、フランスのロックフォール、イギリスのスティルトンと並んで広く知られている、イタリアの代表的なチーズの一つです。 ゴルゴンゾーラは、三大ブルーチーズの３種類の中では刺激が少なく、塩味も控えめで、最も親しみやすいブルーチーズと言われています。また、切り口は青カビの緑色が美しいマーブル模様を描いているのも特長です。

ゴルゴンゾーラには、「ドルチェ」と呼ばれる甘口タイプと、「ピカンテ」と呼ばれる辛口タイプの２種類がありますが、このチーズケーキには辛口の「ピカンテ」を使用。「ピカンテ」は組織がしっかりと硬めで、青カビが多いためピリッとした辛味がありブルーチーズ好きには大満足の味わいです。その他、クリームチーズやパルメザンチーズなど、使用する乳製品は全て北海道産。生乳の風味が活きたクリームチーズに、長期熟成の芳醇な香りが際立つパルメザンチーズを加え、チーズケーキにコクをプラスしました。

ゴルゴンゾーラの濃厚な味わいのチーズケーキには、鮮やかな色合いのドライフルーツ4種と軽い食感のクルミをトッピング。ドライフルーツは濃厚な味わいと香りが特長の野生種のワイルドブルーベリー、甘みと酸味が特長のカリフォルニアレーズン、深い赤色で甘酸っぱさがアクセントになるクランベリー、グリーンの色が鮮やかなグリーンレーズンを使用。クルミは明るい色と優しいコクが特長のアメリカ産クルミを使用。軽い食感とナッツ特有の甘みがチーズケーキのアクセントになっています。

ワインに合うオードブルとして開発された甘くないチーズケーキは、食感もワインに合うよう、しっとりと柔らか。小麦粉の代わりに少量のコーンスターチを加えることや、水分を飛ばさないように低温で焼き上げることで、しっとりと柔らかくなめらかな口当たりに仕上げています。

しっとり濃厚な食感に仕上げるため薄力粉を使用していませんので、チーズケーキの生地が崩れやすくなっております。断面をきれいにカットする場合は、下記の方法をおすすめします。

【カット方法】
＊火傷にはくれぐれもご注意ください
① 包丁の刃先をお湯やガスコンロの火で温めます
お湯の場合・・・ボウルにお湯を張り、包丁を十分に温めてからふきんなどで水気をふき取る

② 包丁が熱いうちに刃を滑らせながらカットします
１回切るごとに包丁の汚れをふき取り、再度お湯やガスコンロの火で温めてからカットしてください