広大なオーストラリア大陸で健康に育ったラムは、品質が高くヘルシーで美味しいと世界中で親しまれています。ラム肉は一般的に生後1年未満の仔羊の肉のことを指し、肉質がやわらかくて独特の臭みも少なく、羊肉になじみがない人でも食べやすいのが特長です。またラム肉には、栄養価の高い良質のたんぱく質が多く含まれており、コレステロールは魚肉並みの低さです。コレステロールを減らす不飽和脂肪酸やビタミンB郡、鉄分、亜鉛が豊富で、さらにＬ-カルニチンが多く含まれています。健康志向の高い人にもおすすめの食材です。

この仔羊のローストは、骨付きロースが４本ついているブロック肉を使用しています。かたまり肉は、通常のカットだと外に漏れだしてしまう肉汁を閉じ込めてくれます。骨の周りのスジやコラーゲンはそれぞれ濃厚な旨味があり、加熱されて縮むことで旨みが肉に滲み出します。また加熱によって骨髄の旨味も滲み出し、それぞれの旨味が重なることで、骨付きのかたまり肉でしか味わえない濃厚な旨味を堪能できます。

オーストラリア産仔羊の骨付きロースブロック肉を、こんがり焼き色を付け、ハーブを添えて低温でじっくりローストしました。火をじっくり通したかたまり肉は、カットすると断面はきれいなロゼ色で、やわらかくしっとりとジューシーな仕上がりに。ラム肉の美味しさを堪能できる一品です。
※ラム肉は融点が高いので、冷めると脂肪が固まってしまいます。アツアツのおいしい状態でお召し上がりください。

仔羊のローストに合わせるソースは「赤ワインビネガーソース」。クランベリーを少し加え甘みをプラスし、酸味とのバランスが絶妙にマッチしたラム肉にぴったりの見た目も華やかなソースです。フォンドボーで深みのある味わいに。ラム肉の美味しさをさらに引き立てます。

フランス料理では最高級食材とされているラム肉。フレンチレストランでは特に格式の高いコースのメイン料理として使われます。そんなメイン料理「仔羊のロースト」が、湯せんするだけの簡単調理でお召し上がりいただけます。カットした仔羊のローストを、ご自宅にあるちょっと素敵なお皿に盛り付けて、いつもよりも華やかなおうちディナーをお楽しみください。