ローストビーフの盛り方の基礎知識

ローストビーフを盛り付けるときのコツは、色・高さ・お皿とのバランスの3つに注意することです。
コツをつかんで盛り付けてみましょう。

赤・緑・黄・白・黒の5色を考えて盛り付けると華やかに
盛り付ける際に、一番大きなポイントとなるのは色です。
彩のいい料理は、見た目も美しく、美味しさにも影響します。ローストビーフの赤、野菜の緑や黄色、皿の白や黒など、赤・緑・黄・白・黒の5色を取り入れて盛り付けることで華やかさが増します。

折る・丸めるで高低をつける

ローストビーフはそのまま盛ると平らな食べ物です。一人分のお皿でナイフとフォークで食べるときは、平面的な盛り付けがお皿とのバランスがよくなる場合もあります。しかし、パーティ用の盛り付けでは、高さと立体感がある盛り付けの方が、映える盛り付けになります。

折ったり、丸めたり、重ねることで高さを出してみましょう。

大きな皿と小さな皿どちらがいい？

皿いっぱいに盛り付けると、ダイナミックでワイルドな印象に、大きくて余裕のある皿に盛り付けるとエレガントな印象になります。
色を黒にすると高級感がありますし、白い皿には清潔感があります。

盛り付けるときは、ローストビーフの量を考えて、お皿のサイズを選びましょう。量が多い場合には、詰め込まずに。お皿を分けて盛り付けてもいいでしょう。

ローストビーフの基本の盛り方は扇形

扇形に盛り付けるのはローストビーフの基本の盛り方です。奥に高さのあるものを置き、立てかけるような気持ちで手前を広げるように並べると、バランスよく見えます。
ソースは手前に控えめにかけると上品に見えます。ソースが好みではない人がいれば、控えめにかかっている方が助かりますよね。
小さな器に、ソースを入れて別に添えておくとよいでしょう。

野菜と合わせた盛り方は彩りよく美味しそうに見せる

ブロッコリースプラウトの緑と白がアクセントになっている盛り付けです。野菜の小山にローストビーフを立てかけて高さを出し、扇形に並べてあります。木製のお皿や無造作に置かれたように見えるブロッコリースプラウトが、ナチュラルさを感じさせます。

＜ローストビーフの盛り付けにあると便利な色別野菜他＞
・緑の野菜は、フリルレタス、ベビーリーフ、ルッコラ、カイワレなど
・黄色は、パプリカ、マスタード、卵黄、かぼちゃなど
・赤は　トマト、パプリカ、にんじん、ピンクペッパーなど

お皿を大きくして余白を作れば、エレガントな盛り方に

リムの大きな皿に添えの野菜とともに、立体感を出して盛り付けられています。マットな黒の皿が大人の雰囲気を感じさせるエレガントな盛り方です。

食べやすさを考えればソースをたっぷりかけた盛り方も

ローストビーフを折りたたみ、ラフに盛り付けた上に玉ねぎのソースをかけてあります。
天盛のカイワレとローストビーフのピンクの取り合わせが美味しそうに見えるポイントです。
みぞれ状のソースがたっぷりかかっているので、食べやすく、夕食のおかずや、お酒のあてにピッタリの盛り付けと言えます。

ローストビーフ寿司を取りやすく可愛く盛り付ける

長皿に斜めに盛り付けることで、リズミカルな動きが出た盛り付けです。ローストビーフの上にちょこんと盛られたおろししょうがが、アクセントになり、小口切りのネギの緑がかわいい表情を添えています。

まとめ

ローストビーフの盛り方のコツをご紹介し、おしゃれな盛り方のローストビーフをご紹介しました。3つのコツを生かして、ローストビーフの盛り付けをしてみましょう。

おもてなしや記念日に奥出雲和牛のプレミアムローストビーフはいかがでしょうか。美味しいワインを飲みながら、あなたが心を込めて盛り付けたローストビーフを囲んで、会話も盛り上がります。

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