1.　ローストビーフの肉をやわらかくする漬け込みタレの材料

ローストビーフを漬け込む際に使われる食材の代表は玉ねぎです。 他にも肉をやわらかくする食材はありますが、香りや味の点から考えるとローストビーフに向いていない食材もあります。

• ・玉ねぎ
• ・マイタケ
• ・ヒラタケ
• ・塩麹
• ・パイナップル
• ・キウイ
• ・ヨーグルト
• ・ハチミツ

上記食材は、たんぱく質に作用して肉をやわらかくする、「プロテアーゼ」という酵素を含んでいます。 パイナップルやキウイは、フルーツの独特の風味があり、ローストビーフの漬け込みのたれに使うと好みが分かれるかもしれません。 きのこを使うときは、フードプロセッサーにかけるか、細かいみじん切りにして玉ねぎと混ぜ込んで漬け込むとよいでしょう。

2.　ローストビーフを美味しくする香味野菜と赤ワインでの漬け込み

ハーブや香りがある野菜のことを香味野菜と呼びます。香味野菜は肉のにおいを消し、肉に香りをつけて風味を引き立たせます。 味に深みが増し美味しさをアップさせてくれるのです。 ローズマリーやタイムなどのフレッシュハーブ、煮込みでベースに使う玉ねぎ・セロリ・にんじん・にんにくなどが香味野菜です。

赤ワインも香りが高く、肉の持つうまみと非常に相性がいいため、肉料理の漬け込みやソースによく使われています。

3.　ローストビーフの漬け込みタレレシピ

• 牛モモ肉　300g
• 塩　5g
• コショウ　少々
• 【漬け込み材料】
• 玉ねぎ　1/2個
• にんにく　1かけ
• しょうゆ　大さじ2

• （1）玉ねぎは横半分に切り繊維をつぶすようにすりおろす。にんにくもすりおろす。
• （2）牛肉に塩コショウをしっかりすりこむ。
• （3）すりおろした玉ねぎ、にんにくとしょうゆをフリーザーバッグに入れなじませて、（2）の肉を漬け込む。
• （4）空気を抜いて冷蔵庫で一晩（8～10時間目安）おく。

漬け込みが完了したら、フライパンで焼き色を付け任意の方法で火を通し、ローストビーフを作ります。 漬け込んだ玉ねぎはソースを作る際に使いましょう。

• 牛モモ肉　300g
• 塩　3g
• コショウ　少々
• 【漬け込み材料】
• 玉ねぎ　1/4個
• 人参　20g
• セロリ（茎）5g
• にんにく　2かけ
• 塩　5g（塩もみ用）

• （1）肉に塩コショウをすりこみ30分おく。
• （2）玉ねぎ・にんじん・セロリ・にんにくはうす切りにし、塩でもみ野菜から汁が出たら汁ごとフリーザーバッグに入れる。
• （3）（2）に（1）の肉を入れ、まんべんなく野菜をまとわせる。できるだけ空気を抜き、冷蔵庫で1日おく。

漬け込みが完了したら、フライパンで肉に焼き色を付け、任意の方法で火を通してローストビーフを作りましょう。

• 牛モモ肉　300g
• 塩　3g
• コショウ　少々
• 【漬け込み材料】
• 赤ワイン　大さじ4
• しょうゆ　大さじ1
• ハチミツ　大さじ1/2
• にんにく　2かけ
• 玉ねぎ　1/4

• （1）肉に塩コショウをすりこむ。
• （2）玉ねぎ・にんにくは薄くスライスする。
• （3）フリーザーバックに赤ワインとしょうゆ・ハチミツを入れニンニクと玉ねぎの薄切り、 （1）の肉を入れ、空気を抜き冷蔵庫で2時間～8時間（一晩）置く。

漬け込みが完了したら、フライパンで肉に焼き色を付け、任意の方法で火を通しローストビーフに仕立てます。漬け込んだタレはソースに使いましょう。

4.　まとめ

ローストビーフを作るときの漬け込みダレを3つご紹介しました。タレに漬け込んだ肉はワンランク上の美味しさになります。ひと手間かかりますが、 ぜひこのレシピで美味しいローストビーフを作ってください。

ブレジュのローストビーフの美味しさの秘密は、 肉質を生かした味付けにあります。ぜひ、最高のローストビーフの味付けをご確認ください。 そしてお取り寄せいただき、あなたの舌で、ご確認ください！